お彼岸
今日から彼岸の入りですね。
通勤路沿いの川の土手に彼岸花が咲いていました。
彼岸花だけではないですが「時期になるとちゃんと咲くものだな~」と毎年感心してしまいます。
彼岸はお中日をはさんで前後3日間なので、1週間あります。
お中日とは「春分の日」「秋分の日」を指し、太陽が春分点・秋分点に達し、真東から日が昇り、極楽浄土のある真西に日が沈みます。
今年の秋彼岸は9月23日がお中日になります。
阿弥陀経というお経には、7日間お念仏をお称えすると必ず極楽浄土に往生できると説かれています。
また、お中日は昼と夜の長さがほぼ同じになり、仏教の「中道」という教えに通じていると言われています。
「中道」とは 極端に偏らず、バランスよく生きていくことが大切である というお釈迦様の説いた教えだそうです。
仏教の修行では、とても大変な苦行もあり、そんな時にお釈迦様がお弟子さんたちに中道の教えを説いたそうです。
私的解釈だと、欲望のままにしたいことだけして自分を見失ったり、逆に物事を突き詰めて過ぎて自分のことを追いこんだりしては真理は見えてきませんよ、といった感じかな、と思っています。
私の真理を見つける修行はまだまだずっと続きそうですが、当面はおいしそうな秋の味覚を欲望のままに食べるのだけは控えたいと思います…(^^;)