墓じまいした後の遺骨はどうする?

-墓じまい-
こんにちは。
前回のブログで、「墓じまいをする理由」についてふれさせていただきました。
では、実際に墓じまいした後の遺骨はどうすればいいのでしょうか。
今回は、墓じまいした後の遺骨についてお話したいと思います。
遺骨の行先は?
墓じまいをしたら、そのお墓に納骨されていた遺骨は永代供養するにもどこかに移さなければいけません。
改葬先・改葬方法は、さまざまです。
合祀墓
合祀墓は、他の方の遺骨と一緒に埋葬されます。費用は抑えられますが、一度埋葬すると遺骨は取り出すことはできません。
納骨堂
納骨堂は、墓石を持たずに遺骨を納骨できる場所です。今ではさまざまなスタイルの納骨堂があり、プランもさまざま。
初めから合祀されるプランや、一定期間個別で安置されその後合祀されるプランなど、選択肢が増えています。
樹木葬
樹木葬も、その特徴は今となってはさまざまです。
当初、樹木葬といえばシンボルツリーとなる樹木の周りに埋葬することを意味しましたが、今では「ガーデン樹木葬」「石庭樹木葬」などといったシンボルツリーにとらわれないそれぞれ特徴が異なる樹木葬がでてきています。
散骨
遺骨を粉状にして海などにまく海洋散骨といわれるものなど、自然に還すことを意味します。
散骨の場合、遺骨がある場所で手をあわせることができないという点が他と大きく違う点ではないでしょうか。
このように複数の選択肢があるなかで、どこに移すのがベストなのでしょうか。
迷ってしまう…という方もいらっしゃるかもしれません。
遺骨をどうするか?の答え
それは、墓じまいした理由によって変わってきます。
前回のブログでふれたように、墓じまいする理由は人それぞれです。
例えば、墓じまいの理由が「遠方でお参りに行くことが困難」ということが理由であれば、自宅近くに新たにお墓を建てて納骨するという選択。
「後に継ぐ人がいない」という理由であれば、継承者が不要な樹木葬や納骨堂などに納骨するという選択。など…
このように、墓じまいをしたい理由を考えることで、墓じまいした後の遺骨をどうするべきかが見えてきます。
理由があって、墓じまいをするのですから後悔がないように、”墓じまいをして正解だった”と思える選択ができるといいですよね。
墓じまいについて、墓じまいの後の遺骨について、どうしたらいいかお悩みでしたら相談だけでもお気軽にどうぞ。
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