浜松のお盆2020(4)~お施餓鬼:内施餓鬼(家施餓鬼)・寺施餓鬼
遠州地方のお盆では多く見られるお施餓鬼。
今回はこのお施餓鬼について書きたいと思います。
お施餓鬼
餓鬼道に落ちて苦しんでいる霊を救うよう飲食を施し、延命長寿を願う法要です。
お盆の時期に行われることが多いですが、お施餓鬼とお盆は由来が異なる法要で、お盆ではないところもあります。
お施餓鬼には「内(家)施餓鬼」と「寺施餓鬼」があります。
内(家)施餓鬼
- お盆前に僧侶が各家庭を訪れて読経し、ご先祖様の供養を行います。
- 初盆を迎える家は、親族を招いて読経後に食事をふるまい、用意した引出物を持ち帰ってもらいます。
- 初盆に招かれた親族は、籠盛りと施餓鬼米を用意し持っていきます。
寺施餓鬼
- みんなでお寺に集まり、昨年のお盆から今年にかけて浄土に旅立たれた方の供養を行います。
- 参加者の長寿・除災も併せ願います。
- 初盆を迎える家は、事前にお塔婆供養を依頼して内(家)施餓鬼の籠盛と奉納米を納めるのが一般的です。
※宗派・お寺により、方式や持参するものなど異なってきます。ご了承ください。
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