浜松の初盆について④準備について(お供物編)
浜松の初盆について
前回に続き…
祭壇のお供えに準備するものをご紹介します。
おしょろ様・精霊馬(しょうりゅううま)
きゅうりで馬を、なすで牛を作り真菰(まこも)の上に乗せて飾ります。
素焼きのお皿2枚を用意し、おしょろ様のエサを用意します。(ゆでた素麺など)
おしょろ様には、来るときは「馬に乗って早く帰ってきてください」帰るときは「牛に乗ってたくさんの荷物(供物)を積んでゆっくりお帰りください」という意味があるそうです。
餓鬼飯(がきめし)
お洗米とさいの目に切ったナスを蓮(はす)の葉を器にして盛りつけます。
霊供膳の準備
宗派によって並べ方が変わります
黒塗りのお膳セットにご飯を盛ります。(お膳のセットは仏具屋さんで購入できます)
おかずは一例ですが、肉、魚、ニンニクや玉ねぎ等のにおいのキツイ物は避けた方が良いです。
用意が難しそうに思えますが…朝ごはんを基本に応用すると、それほど手間はかからないかと思います。
「霊供膳」をお供えするときは、仏様のほうにお箸があるように、仏様に召し上がってもらうような向きに置くようにします。
お供え(果物・お菓子)
季節の果物や野菜、海のもの、山のものなどを用意します。なるべく日持ちがするものを選ぶと良いと思います。
定番は、りんごやオレンジ、お菓子はお饅頭などを用意する方が多いですが、故人が好きだったものをお供えしてもよいと思います。
お盆の準備になると…大変そうと身構えてしまいがちですが、今の時期になるとスーパーの季節コーナーにも初盆準備の品が置かれるようになりました。
それらを活用していくと準備はそれほど大変ではないように感じます。
次回はうち施餓鬼(うちせがき)・寺施餓鬼(てらせがき)についてです。
浜松駅から車で10分 永代供養の渡瀬みどり霊園 https://www.midorireien.com
富士と桜のガラス位牌こもれび堂 https://komorebido.thebase.in