節分 -なた餅-
私は先週からの寒波に完全にノックアウトされてしまい、病院通いが続いてしまいましたが、
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
インフルエンザも猛威をふるっていますのでお気を付けください。
さて、今週末は「節分」ですね!
節分と言えば「豆まき」に「恵方巻」「イワシを飾る」など地域によって様々な風習がありますね。
ここ遠州地方では本厄の方は、なた餅というお餅で厄払いする風習があります。
なた餅とは一升のお餅をかぞえ年の数に切り分けます。(それにきな粉をまぶしたりします)
一升のお餅は人の一生になぞらえているようです。
そのお餅を四つ辻(交差点)に置き、それを子どもたちに拾ってもらい厄を落とす、というものです。
私は生まれも育ちも生粋の浜松っ子!!厄年にはやりましたよ~(^^)
節分の夕暮れ時、なた餅に五百円玉を忍ばせ(確実に拾ってもらえるように)家の一番近くの
四ツ角に置き、置いたらダッシュで家まで帰るんです。そしてなた餅を決して振り返っては
なりません!!
次の日にお餅がなくなっていてホッとしたものです。と、ここで拾うとどうなるか⁇的なギモンが…
なた餅は当初はなたを使って切り分けていたようで、鬼や厄を断つ「鉈(なた)」のような効果を
期待した名称であるとも言われています。
てことは切り分けた時点で厄はなくなっているの⁇かな…
と思いつつ「厄も小っちゃく切り分けちゃえば拾っても少しだよ」的なことかも⁇という気持ちも
払拭できず、去年の節分になた餅を拾おうとした息子に「やめておいて~~~」と言ってしまった
母なのでした…スミマセン(-_-;)
とにもかくにも地域の風習や豆まきで厄払いして、清々しい立春を迎えましょう!!
浜松渡瀬みどり霊園