浜松のお盆2019(4)~精霊棚・初盆祭壇の準備
今回は「浜松のお盆2019(3)~全体の流れ」から盆棚(精霊棚)の準備について書きたいと思います。
盆棚(精霊棚)の準備
- 盆棚(精霊棚)には低めの机(テーブル)を用意します。
- 机(テーブル)はお仏壇の前に置き、お仏壇とともに飾りつけます。
- マコモのゴザ :盆棚の上に敷きます
- 盆提灯
- お精霊 ~きゅうりの馬、ナスの牛
- 餓鬼飯 ~洗米とナスのサイの目切りを蓮の葉(代用としてさといもの葉)に盛りつけたもの
- 霊供膳
- 菓子
- 季節の果物・野菜
初盆用祭壇の準備
- 業者さん(葬儀屋さん・仏具屋さんなど)で祭壇を手配できます。
一般的な仏具(普段お仏壇に供えてあるもの)
- 位牌(いはい)
- 生花(せいか)
- 霊供膳(れいくぜん) ~正式な黒塗りのお膳のセット。仏具屋さんなどで入手できます。
- 菓子
- 季節の果物や野菜
- 線香(せんこう) :あげやすいところに配置
- 香炉(こうろ) :手前側、手の届くところに配置
- ろうそく :手前側、手の届くところに配置
- 水向け用の水を入れた湯呑:手前側、手の届くところに配置
- 南天の葉 :手前側、手の届くところに配置
お盆固有の仏具
- 盆提灯
- お精霊 ~きゅうりの馬、ナスの牛
- 素焼き皿(かわらけ)2枚 ~お精霊さま用にご飯や煮物、そうめんなど
- 餓鬼飯 ~洗米とナスのサイの目切りを蓮の葉(代用としてさといもの葉)に盛りつけたもの
- 霊供膳
- お迎え団子
- 菓子
- 季節の果物・野菜
最高の「お・も・て・な・し」を
お盆はご先祖さまが帰ってきますので、昔の家族が久々にそろった気分で、家でお供えをしながら食事をしたいものです。
お菓子や果物は、好きだったものや帰ってきたらきっと食べたいであろうものをお供えしてあげるといいですね。帰ってきた故人に最高の「お・も・て・な・し」をぜひ!
※ かわらけのごはんやおかずは、下げずに追加していくのが遠州地方の習わしとのことです。夏なので当然腐ってきます。
浜松駅から車で10分 永代供養の渡瀬みどり霊園 https://www.midorireien.com